採択課題

研究代表者
宇都宮大学
助教
奈須野 恵理
Eri Nasuno
事業推進課機関

PARTNERS FUND株式会社

採択課題名

水溶性有害化学物質の革新的バイオ処理システム(RapiDeToxin)の社会実装モデル構築

プロジェクト概要

工業排水中の1,4-ジオキサン、フェノール、ホルムアルデヒド、PFAS(有機フッ素化合物類)等を対象に、分解特性の異なる複数微生物を独自に組み合わせた製剤「RapiDeToxin」を開発する。2年間で実排水・模擬活性汚泥を用いた50 Lから500 Lスケールの連続分解処理実証を行い、負荷・温度変動下の処理性能、汚泥削減効果を検証する。また、製剤の品質基準と運転条件を確立し、社会実装モデルを構築する。

製品・サービスの概要(申請時)

排水特性に合わせて微生物組成を最適化した微生物製剤を顧客に提供する。微生物の濃縮液・乾燥粉末・固定化担体などの形態を選択し、既存の生物処理ライン上流へ追加投入することで有害化学物質を低濃度化し、下流の活性汚泥等の生物処理安定性を高める。顧客の性能ニーズや投資余力に応じて小型前処理槽をオプションで組み合わせ、規制対応、運用・産廃コスト低減、規制強化時の設備更新負担の抑制を支援する。

SU設立に向けた活動計画(申請時)

排水プラント・エンジニアリング会社との協業体制を構築し、アーリーアダプター企業との実排水PoCを実施する。併せて、製剤の価格・提供モデル、知財戦略、経営体制を整備し、2028年4月~2029年4月のスタートアップ設立を目指す。