採択課題

研究代表者
埼玉大学
准教授
石川 良
Ryo Ishikawa
事業推進課機関
株式会社産学連携研究所
採択課題名
大面積化可能技術を用いた多層一括形成による高性能ペロブスカイト太陽電池の開発
プロジェクト概要

ペロブスカイト太陽電池の主要3層(正孔・電子輸送層・光吸収層)を、自己組織化と表面偏析を活用し一回の塗布・乾燥で形成可能な「多層一括成膜技術」の実用化開発を行う。本技術は製造工程と設備コストを劇的に削減できる。
ステップ1では顧客候補企業の材料を使用し順次成膜に迫る変換効率を達成し、量産可能なバーコート法による太陽電池駆動を実証した。本期間では、バーコート法を用いて高効率化(効率18%以上)と耐久性試験を行い、顧客であるフィルム型電池メーカーとの共同開発、実用化の準備を行う。
製品・サービスの概要(申請時)
ペロブスカイト太陽電池の製造コストを大幅に削減する「3層一括成膜インク」および「製造プロセス」を提供する。独自のインク・プロセスにより、塗布・乾燥のみで主要3層が自己組織的に形成されるため、製造設備と時間を劇的に圧縮できる。共同開発により、カスタマイズに対応。ファブレス形態で、主にフィルム型電池メーカーへインク材料の販売および製造ノウハウのライセンス供与を行う。
SU設立に向けた活動計画(申請時)
フィルム型電池メーカーとの共同開発契約を見据えたサンプル提供による顧客評価の獲得を行う。事業化推進機関、経営者候補らと事業計画を策定し、VCと協議を開始。起業は2028年度前半目途。EXITは量産移行後(創業5~8年目)にメーカーへの売却を目指す。