採択課題

研究代表者
信州大学
博士課程2年
後藤 蓮
Ren Goto
採択課題名
見守り・安全支援分野に向けた超撥液レンズモジュールのソフトウェア提供型事業の構築
プロジェクト概要

見守り・安全支援分野において、カメラやセンサはますます重要な役割を担う一方、環境条件による機能低下といった課題が浮上している。本事業は、これらの課題解決に向け、自然界の構造に着想を得た新たな除滴技術を中核とし、独自の技術を用いたソフトウェア提供型ソリューションを提供する。顧客の既存設備環境に適応しやすい仕組みとし、現場ごとのニーズに応じた柔軟な導入を可能とする。また、実際の利用状況に応じた収益モデルを構築し、持続的かつ拡張性の高い事業展開を目指す。
製品・サービスの概要(申請時)
本シーズの除滴技術を、加工プロセスとして実装可能なソフトウェアとしてレンズモジュールメーカーへ提供する。顧客は既存設備を活用しながら、導入負担を抑えつつ現場ニーズに応じた柔軟な運用が可能となる。さらに、稼働状況や利用実績に応じた課金モデルを組み合わせることで、継続的かつ拡張性のあるビジネス展開を実現し、業務効率化やデータ活用による新たな付加価値創出に貢献する。
SU設立に向けた活動計画(申請時)
起業と同時にベンチャーキャピタルからの出資及び公的機関からの補助金獲得を目指す。その後、ファブレスの特徴を生かして早期のIPOを目標とするが、場合によってはM&Aに目標を切り替える。